「販売する側から、作る側へ」
アンティークジュエリーへの想いが、新たな挑戦につながった
若林 夏絵さん(CAE)
アンティークジュエリーの販売に20年以上携わりながら、自身のブランド「CAE」でオリジナルジュエリーの制作も行っている若林さん。
「年齢を重ねるほど似合う、“永く愛せるジュエリー”をテーマに活動しています」
もともと美しいものや手仕事が好きだった若林さんが、特に強く惹かれたのがアンティークジュエリーでした。
「100年以上前に作られたものが、今も誰かを輝かせていることに感動しました。ジュエリーは単なる装飾品ではなく、“想い”や“人生”を纏うものだと感じています」
TOKYO JEWELRY FESには、ジュエリーの魅力をもっと多くの方が気軽に楽しめるイベントだと感じて来場。
実際に見て、触れて、体験できる空気感に魅力を感じるとともに、「作る楽しさ」にも触れてみたいと思い、ワークショップ「本格ジュエリー原型の作り方」に参加しました。
「実際に手を動かしてみることで、ジュエリー制作の奥深さを改めて感じました。ほんの少しの力加減や工程の違いで表情が変わる繊細さがとても印象的でした」
長年ジュエリーを販売する中で、「どうやって作られているのだろう」という興味が自然と芽生え、制作を本格的に学ぶことを決意。
日本ジュエリーアカデミーへ入学し、現在は彫金の基礎技術や石留め、制作工程などを学んでいます。
「難しさもありますが、少しずつ形になっていく過程が本当に楽しいです。特にロウ付けが好きで、制作に没頭している時間はとても充実しています」
学びを通じて、ジュエリーを見る視点も大きく変わったそうです。
「以前は何気なく見ていた作品も、技法や細かな手仕事に目が向くようになり、より深くジュエリーを楽しめるようになりました」
将来は、アンティークの美しさや手仕事の温かさを大切にしながら、自身のブランド「CAE」を育てていくことが目標です。
「年齢を重ねるほど愛せるジュエリーや、身につけるたびに心が華やぐようなヘッドピースを作っていきたいと思っています」
最後に、これからワークショップへ参加する方へのメッセージです。
「ジュエリーが好きな方はもちろん、『作るのは初めて』という方でも楽しめる素敵な空間でした。実際に体験することで、ジュエリーを見る楽しさもさらに深まります。“作る喜び”を感じられる貴重な体験になると思うので、ぜひ気軽に参加してみてください」
